歯科矯正治療の一番の目的は、良く噛める状態に歯を整えることです。

また、歯並びがまっすぐきれいに整うと、ブラッシング効果が高まるため、むし歯や歯周病の予防になります。

もちろん、笑顔も素敵に変身しますよ。

• むし歯の有無
  痛い歯はないか
  しみたり、はさまったりしないか
• 歯肉炎、歯周炎の状態
  歯肉が腫れたり、出血していないか
  歯が動いていないか
• ブラッシングの指導
  磨き残しがないか、染め出して効果的な磨き方の指導
• 顎の関節の異常
  咬み合わせによる異常のため、顎の関節が痛かったり大きく口を開けにくくないか
• 入れ歯をお使いの方へは
  合わない入れ歯をしていないか
  咬み合わせは大丈夫か

• 歯肉の色が赤い（健康な歯茎はピンク色です。）
• 指で歯茎を押すとブヨブヨしている
  
• 口臭がする
  
• 口がネバネバする
  
• 歯磨きをすると出血する
  
• 歯が浮いた感じがする
  
• 指で歯を押すとぐらぐらする
  

以上のような症状が1つでも当てはまれば、歯周病を考えた治療が必要です。歯周病はむし歯と違い、ひどくなると歯が根本から取れてしまい歯茎も減っていって食べ物をおいしく食べることができなくなる怖い病気です。最近では歯周病が引き金となる身体の病気も報告されておりますので、予防と早期発見、早期治療が本当に大切です。

乳歯のむし歯を放っておくと、様々な症状がでてきます。

乳歯は柔らかいのでむし歯の進行が早く、5、6ヶ月で神経近くまで進むことがある。

乳歯のむし歯は、症状が神経近くまで進行してもほとんど痛みを訴えないのが特徴。そのため、むし歯が神経を侵して痛んだり、根の先が化膿して周りの歯肉の腫れ等が起こる。

永久歯が変色したり、柔らかくなったりする。

歯を抜かなくてはならいぐらい大きなむし歯になると、将来歯並びが悪くなることがある。

健康な歯、きれいな歯並びにするためにも、乳歯は生え変わるから抜いてしまっても大丈夫、と安易に考えるのは禁物です。

ぜひ、年に2、3回は定期検診を受けて、むし歯の予防、早期発見、早期治療を心がけましょう。